「バイクに乗りたいけど、何から始めればいいかわからない」
免許を取ったばかりの人、これからバイクを買う人が最初に迷うのが購入の手順です。バイクは車と違って乗り出し価格の仕組みや、購入に必要な書類・手続きが独特です。
この記事ではバイク購入の全体の流れ・免許の種類・車種の選び方・乗り出し価格の内訳・手続きの手順・最初に揃える装備を一記事で完全解説します。
STEP1:まず免許を取る
バイクに乗るには排気量に応じた免許が必要です。
| 免許の種類 | 乗れるバイク | 取得可能年齢 |
|---|---|---|
| 原付免許 | 〜50cc | 16歳以上 |
| 小型限定普通二輪(AT限定含む) | 〜125cc | 16歳以上 |
| 普通二輪免許(MT) | 〜400cc | 16歳以上 |
| 大型二輪免許 | 排気量制限なし | 18歳以上 |
費用の目安
- 普通二輪(MT):通学15〜18万円、合宿12〜16万円
- 大型二輪:普通二輪所持から通学8〜12万円、合宿7〜10万円
合宿と通学の選び方については「【2026年版】バイク免許の合宿と通学どっちがおすすめ?」で詳しく解説しています。
STEP2:車種を選ぶ

免許の種類が決まったら次は車種選びです。バイクは大きく次のジャンルに分かれます。
ジャンル別の特徴
| ジャンル | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ネイキッド | アップライトな姿勢・乗りやすい | 街乗り〜ツーリングを幅広く楽しみたい |
| フルカウルスポーツ | 前傾姿勢・スポーティ | 峠・ツーリングを本格的に楽しみたい |
| アメリカン/クルーザー | 低いシート・くつろいだ姿勢 | ゆったり流したい・スタイル重視 |
| アドベンチャー | 高い車高・多用途 | 林道・長距離ツーリング |
| スクーター | AT・乗り降りしやすい | 通勤・街乗りメイン |
排気量の選び方
- 250cc:車検なし・維持費が安い・軽くて扱いやすい。初心者に人気。高速道路も走れる
- 400cc:車検あり・パワーと扱いやすさのバランスが良い。普通二輪の上限
- 大型(401cc〜):大型二輪免許が必要。パワーは充実するが取り回しに慣れが必要
250ccと400ccのおすすめ車種は「250ccバイクおすすめ10選」「400ccバイクおすすめ10選」にまとめています。
STEP3:新車か中古か
新車のメリット
- 最新の装備・性能が手に入る
- 保証がある(一般的に2年)
- 整備状態が明確
中古のメリット
- 同じ車種でも安く買える
- 絶版モデルに乗れる
- すでにカスタムされた車両も選べる
初めてのバイクは新車がおすすめです。整備状態が明確で、保証があるため安心してバイクライフをスタートできます。ただし予算が限られる場合は、信頼できるショップの整備済み中古車を選ぶことで費用を抑えられます。
STEP4:乗り出し価格の内訳を理解する

バイクショップに表示されている「車両本体価格」だけでは走り出せません。バイクを公道で走らせるには以下の費用が追加でかかります。
| 項目 | 金額の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 納車整備費 | 1〜3万円 | 納車前の点検・整備工賃 |
| 登録手数料 | 1〜2万円 | ナンバープレート取得代行費用 |
| 自動車重量税 | 4,900円(250cc以下)/ 5,700円(251〜400cc・新車3年分) | 125cc以上の税金 |
| 自賠責保険料 | 約8,900円(2年・250cc以下)/ 約9,270円(24ヶ月・251〜400cc) | 法定加入義務あり |
| 任意保険(年間) | 等級・年齢により大きく異なる | 必須ではないが実質必要 |
車両本体価格以外に5〜10万円程度かかると考えてください。予算を考える際は「乗り出し価格(本体+諸費用)」で考えることが重要です。
STEP5:ショップ選びのポイント
ショップ選びはバイクライフの快適さに直結します。
信頼できるショップの見分け方
- 購入後のメンテナンス・修理に対応しているか←これかなり重要
- 見積書・契約書の内容が明確か(諸費用の内訳が明記されているか)
- アフターサービスの説明をきちんとしてくれるか
- 自宅から近く、日常的に通いやすいか
メーカー系ディーラー(ホンダドリーム・カワサキプラザ・YSP等)は特定メーカーのサポートが手厚く、大手バイク販売チェーン(バイク王・レッドバロン等)は車種の選択肢が豊富です。
STEP6:購入手続きと必要書類

バイクを購入する際に必要な書類は排気量によって異なります。
125cc以下の場合
- 認印
- 住民票(管轄外登録の場合)
126cc以上の場合
- 住民票(3ヶ月以内に取得したもの)
- 印鑑(認印)
手続きの流れ
- バイクを選んで商談:気になるバイクを試乗・確認し、見積もりを取る
- 契約書類にサイン:売買契約書・委任状等に署名
- 納車整備・登録:ショップが整備・ナンバー取得を代行(1〜3週間程度)
- 納車:ショップでバイクと書類を受け取り、任意保険を確認してから走り出す
任意保険は納車前に加入しておくことを強く推奨します。公道を走り始める前に補償が必要です。
STEP7:最初に揃える装備
バイクの装備で最も重要なのはヘルメットです。法律上の義務であるのはもちろん、万が一の際に命を守る最重要装備です。
必ず最初に揃える3点
① ヘルメット(フルフェイス推奨)
フルフェイスは顔全体を覆うため、ジェットヘルメットより保護性能が高く、風・雨・虫からも顔を守ります。初心者には保護性能が高いフルフェイスをおすすめします。
国内3大ブランドはSHOEI・Arai・OGK KABUTO。安全性・品質ともに信頼性が高いです。コストパフォーマンスを重視するならOGK KABUTOのKAMUI-3(3万円前後)が入門ヘルメットとして定評があります。
② プロテクター入りジャケット
転倒時に体を守るプロテクターが肩・肘・背中に入ったライディングジャケットを選んでください。コミネ・RSタイチ・ゴールドウインなどが国内定番ブランドです。予算は1〜3万円が目安です。
③ バイク用グローブ
素手でバイクに乗ることは転倒時に手のひらを直接路面に打ちつけることになります。バイク用グローブはくるぶし(手首)プロテクターが入っており、スニーカー用の軍手とは別物です。季節に応じたグローブを選んでください。
初心者向けの装備全体については「【2026年版】バイク初心者が最初に揃えるべき装備10選」で詳しく解説しています。
バイク購入後にやること
① 任意保険への加入 自賠責保険だけでは相手の物損や自分のケガは補償されません。任意保険への加入は実質必須です。「【2026年版】バイク保険の選び方と相場」を参考にしてください。
② 慣らし運転 新車には「慣らし運転」が推奨されます。最初の1,000kmは回転数を抑えて走ることでエンジン・各部品が最適な状態になります。詳細は「カワサキバイクの慣らし運転完全ガイド」を参考にしてください(他メーカーにも共通する内容です)。
③ 置き場所の確保 マンション住まいの場合、バイクの置き場所を事前に確保しておきましょう。詳しくは「【2026年版】バイクの置き場所・駐輪場選び完全ガイド」を参考にしてください。
まとめ

初めてのバイク購入をまとめると👇
全体の流れ
- 免許を取る(普通二輪:通学15〜18万円、合宿12〜16万円)
- 車種を選ぶ(250ccか400cc・ジャンル・新車か中古か)
- 乗り出し価格を理解する(本体+5〜10万円が目安)
- 信頼できるショップで契約する
- 任意保険に加入してから走り出す
必ず最初に揃える装備
- フルフェイスヘルメット(OGK KABUTO KAMUI-3が入門の定番)
- プロテクター入りジャケット
- バイク用グローブ
バイクは正しい準備をすれば、誰でも安全に楽しめる乗り物です。ぜひこの記事を参考に、最初の一台を選んでください。
👉 250ccのおすすめ車種は「【2026年版】250ccバイクおすすめ10選比較」を参考にしてください。 👉 400ccのおすすめ車種は「【2026年版】400ccバイクおすすめ10選比較」を参考にしてください。 👉 バイクの初期費用の詳細は「【2026年版】バイク初心者の初期費用はいくら?」で解説しています。


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