MT-07 vs Z650RS どっちが自分に合う?スペック・価格・乗り心地・維持費を徹底比較【2025年最新】

MT-07 vs Z650RS どっちが自分に合う?2025年最新スペック・価格・乗り心地を徹底比較 車種比較

「ネイキッドで大型に乗りたいが、どちらを選べばいいか」——MT-07とZ650RSは排気量帯・価格帯が近く、「ミドルネイキッドの2大選択肢」として比較されることが多い2台です。

ただし2025年、MT-07はフルモデルチェンジを果たしました。 電子制御スロットル・倒立フォーク・3つのライディングモードを新搭載し、一方のZ650RSは2025年もカラーチェンジのみで実質キャリーオーバー。この変化でMT-07とZ650RSの差は価格差・装備差ともに拡大しています。

この記事では最新のスペック・価格・エンジン特性の違い・どちらが自分のライフスタイルに合うかの判断基準を解説します。


最新スペック・価格比較(2025年版)

項目MT-07Z650RS
メーカーヤマハカワサキ
最新モデル2025年モデル(フルモデルチェンジ)2025年モデル(カラーチェンジのみ)
発売日2025年2月26日2024年10月1日(2025年モデル)
新車価格(税込)96万8,000円107万8,000円
価格差Z650RSの方が約11万円高い
排気量688cc649cc
エンジン形式水冷DOHC4バルブ並列2気筒水冷DOHC4バルブ並列2気筒
クランク角270度(クロスプレーンコンセプト)180度
最高出力73PS68PS
車両重量183kg187kg(参考値)
シート高805mm790mm
タンク容量13L12L
トラクションコントロール搭載(2025年〜)搭載(2024年〜)
電子制御スロットルYCC-T(2025年〜・新搭載)なし
ライディングモード3モード(SPORT/STREET/CUSTOM)なし
フロントサスペンション倒立フォーク(2025年〜・新搭載)正立フォーク

(参照:ヤマハ発動機公式・MONOCOTO・webオートバイ・カワサキ公式・Webike 2025年5月時点)


MT-07の2025年フルモデルチェンジ:何が変わったか

2025年2月26日に発売された新型MT-07は、2014年の初代から数えて大幅な進化を遂げました(MONOCOTO確認)。

主な変更点:

  • 電子制御スロットル(YCC-T)を新搭載:ワイヤー式から電子制御式に変更。より正確なスロットル制御が可能になり、ライディングモードとの連携が実現
  • 3つのライディングモード(SPORT/STREET/CUSTOM):走行シーンに応じてエンジン特性を変更可能
  • 倒立フォークを新採用:より剛性・ダンピング性能が向上
  • 車両重量:183kg(前モデル184kgから1kg軽量化)
  • 外装デザインをシャープに刷新

価格は前モデル(2024年:94万6,000円)から+2万2,000円の96万8,000円(バイクとカメラのある暮らし確認)。


Z650RSの2025年モデル:カラーチェンジのみ

Z650RSは2024年モデルにトラクションコントロールを新装備し(バイクブロス確認)、2025年モデルはカラーラインナップの変更のみに留まっています(個人的バイクまとめブログ確認)。

Z650RSの成り立ち: Z650RSは2022年4月に国内発売。Z900RSの弟分として、往年の「Z650(ザッパー)」のスタイルをオマージュしたネオレトロスポーツです(バイクブロス確認)。ベースはZ650で、前後ホイール・ブレーキディスク等を変更してレトロスタイルを演出しています。


エンジン特性の違い:最も重要な差

MT-07とZ650RSで最も大きな違いは**クランク角(エンジンの鼓動感)**です。

MT-07:270度クランク(クロスプレーンコンセプト)

「低中速トルクが弾ける・Vツイン的な鼓動感」

270度クランクはヤマハ独自の「クロスプレーンコンセプト(CP2)」で、点火間隔が270度・90度と不等間隔になります。これにより:

  • 低中回転から豊かなトルクが湧き出る感覚
  • Vツイン(Lツイン)に近い鼓動感と力強さ
  • アクセルを開けた瞬間のレスポンスが鋭い

ヤングマシン(webオートバイ系列)の比較試乗では**「低中速トルクが弾ける」**と表現されています。同じCP2エンジンがYZF-R7・テネレ700にも採用されており、ヤマハの中核エンジンとしての信頼性は折り紙付きです。

Z650RS:180度クランク

「高回転まで伸びやかに加速・シャープな吹け上がり」

180度クランクは1970年代から一般的な並列2気筒の基本形式。点火間隔が等間隔(360度・180度)になります:

  • 高回転域のシャープな吹け上がりを重視
  • スムーズで穏やかなエンジン特性
  • Z900RSの弟分らしい「往年のZ系」の鼓動感

「高回転域でのシャープな吹け上がりを重視した特性」(GoodsPress Web確認)と表現されています。

エンジン特性の結論

好みのエンジン特性向いているバイク
低中速トルクの力強さ・Vツイン的な鼓動感MT-07
高回転まで気持ちよく回る・スムーズな加速Z650RS

試乗なしで決めるのは難しい部分です。可能であればどちらも試乗してから選ぶことを強くおすすめします。試乗会の探し方は「バイクを購入する前の下調べ完全ガイド」で詳しく解説しています。


価格差11万円の内訳を考える

Z650RSはMT-07より約11万円高い設定です。この差額をどう考えるか:

Z650RSが高い主な理由:

  • レトロスタイルのための専用外装(砲弾型メーターカバー・ティアドロップ型タンク等)の製造コスト
  • ネオレトロ市場でのプレミアムポジション(Z900RSブランドの弟分としての希少性)

MT-07が安い主な理由:

  • モダンネイキッドとしてのストレートな設計
  • 2025年モデルで電子制御スロットル・倒立フォークが追加されながらも+2万2,000円に抑えた

「MT-07は96万8,000円でトラコン・電子制御スロットル・倒立フォーク・3ライディングモードが手に入る。Z650RSは107万8,000円でトラコンのみ(電子スロットル・倒立フォーク・ライディングモードなし)。」

純粋な「費用対装備」の観点では2025年モデルのMT-07が優位です。Z650RSはレトロデザインへのプレミアムという点が価格差を正当化します。


デザイン:「今風」か「レトロ」か

MT-07のデザイン

2025年モデルで外装デザインが刷新され、よりシャープ・モダン・アグレッシブなストリートファイター系の外観になりました。フロントマスクはモノアイ風の大胆なデザインで、「犬科」「狼顔」と表現されるインパクトがあります(個人的バイクまとめブログ確認)。

Z650RSのデザイン

往年の「ZAPPER(ザッパー)」と呼ばれた1976年発売Z650をオマージュしたネオレトロスタイル。丸型ヘッドライト・砲弾型2連メーター・ティアドロップ型タンクが特徴的で、Z900RSシリーズの弟分として現代的な機能性とレトロな外観を両立しています。

「デザインへの共感が購買の決め手になる2台。どちらのデザインに惚れたかで、7割の答えが出る。」

同じカワサキのネオレトロ路線で大型はZ900RS・スポーツツアラーはNinja1000SXという選択肢もあります。「Ninja1000SXの中古相場と狙い目の年式ガイド」も参考にしてください。


乗り心地・ポジションの差

MT-07

  • シート高805mm:比較的高め。脚の長い人・標準身長以上のライダーに合いやすい
  • ハンドルバーは若干前傾:スポーツライディングに適した姿勢
  • 前傾が少なくビギナーでも乗りやすい

Z650RS

  • シート高790mm:MT-07より15mm低く両足の接地性が良い
  • ハンドルが高めでアップライト:よりリラックスしたポジション
  • ヤングマシンの比較試乗では「足着きは両足ベッタリ」「街中をマッタリ流すのが似合う」(webオートバイ系列確認)

短距離・街乗り・ゆったりポジション重視ならZ650RS、走り重視・ダイナミックな運動性能ならMT-07が合います。


タンク容量と航続距離

項目MT-07Z650RS
タンク容量13L12L

Z650RSはZ650よりタンク容量が少ない(レトロなティアドロップ型タンクを実現するための設計)。ロングツーリングでは給油間隔がMT-07より短くなります。タンク容量の少なさはZ650RSの弱点のひとつです。ロングツーリングの準備は「【2026年版】バイクで初めての長距離ツーリング完全ガイド」も参考にしてください。


どちらが向いているか

MT-07が向いている人

  • 走りの楽しさ・電子制御の恩恵を最大限享受したい
  • コスパ重視:11万円安くて装備は多い
  • モダンなストリートファイター系デザインが好き
  • 将来的なカスタムの幅広さを求める
  • サーキット走行・峠走行も視野に入れている

Z650RSが向いている人

  • ネオレトロなデザインに惚れた・Z900RSの弟分に乗りたい
  • アップライトでゆったりしたポジションを好む
  • 足つき性(シート高790mm)を重視する
  • カワサキブランド・カワサキコミュニティへの帰属感を感じたい
  • 高回転まで伸びやかに回るエンジン特性が好き

ZX-10Rオーナーとしての私見

私はZX-10Rオーナーとして「走りの楽しさ」を最優先する視点を持っています。その観点で言えば、2025年の現時点ではMT-07を選ぶと思います。

理由は明確で、フルモデルチェンジで倒立フォーク・電子制御スロットル・3ライディングモードが追加されながらも、Z650RSより11万円安い。270度クランクの「低中速トルクが弾ける」感覚は、ZX-10Rとは全く異なる楽しみ方ができるエンジンです。

ただしZ650RSのデザインに「惚れる」感覚は理解できます。Z900RS系のレトロスタイルは「所有する喜び」が高い。バイクは走りだけでなく「所有の満足感」も大切です。

大型バイクのステップアップについては「250ccから大型バイクへのステップアップ完全ガイド」も参考にしてください。


まとめ

MT-07 vs Z650RSをまとめると👇

最新価格(2025年5月時点)

  • MT-07:96万8,000円(2025年2月26日発売・フルモデルチェンジ)
  • Z650RS:107万8,000円(2025年モデル・カラーチェンジのみ)
  • 差額:Z650RSの方が約11万円高い

MT-07 2025年の主な新装備

  • 電子制御スロットル(YCC-T)新搭載
  • 3つのライディングモード(SPORT/STREET/CUSTOM)
  • 倒立フォーク新採用
  • 車両重量183kg(1kg軽量化)

エンジン特性の違い(最重要)

  • MT-07:270度クランク・低中速トルクが弾ける・Vツイン的鼓動感
  • Z650RS:180度クランク・高回転まで伸びやかに加速・スムーズな特性

どちらを選ぶべきか

  • 走りの楽しさ・コスパ・モダンデザイン:MT-07
  • ネオレトロデザインへの共感・アップライトポジション:Z650RS

👉 ローンの組み方は「バイクを買う時の頭金はいくら?ローンの組み方」を参考にしてください。 👉 購入前の下調べは「バイクを購入する前の下調べ完全ガイド」でまとめています。 👉 Ninja400 vs CBR400Rの比較は「Ninja400 vs CBR400R どっちを選ぶ?」でも解説しています。 👉 Ninja1000SXの中古相場は「Ninja1000SXの中古相場と狙い目の年式ガイド」も参考にしてください。

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