冬のバイクで一番つらいのは手の冷えです。
厚手のグローブを重ねても限界があります。そこで役立つのがグリップヒーター。グリップそのものが発熱するため、防寒グッズの中でもっとも効果を実感しやすいアイテムです。
この記事ではグリップヒーターの種類・おすすめ4製品・取り付け費用・ZX-10Rなどへの注意点をまとめます。
グリップヒーターの種類は2つ

① 巻き付け型(後付け型)
既存のグリップの上から薄い発熱シートを巻き付けるタイプです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 安い(製品代5,000〜15,000円) | グリップが太くなる |
| グリップ径を選ばず取り付けやすい | 耐久性がやや低い |
| DIY取り付けも可能 | 見た目がやや野暮ったくなる |
巻き付け型は費用を抑えたい人や、試しに使ってみたい初心者に向いています。
② グリップ交換型
純正グリップをそのまま交換する、発熱機能内蔵グリップです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 見た目がスッキリする | 高い(製品代15,000〜30,000円) |
| 耐久性が高い | グリップ径が車種に合うか要確認 |
| 操作性が変わりにくい | スロットルバイワイヤ車は注意が必要 |
ZX-10Rなどの大型バイクに本格的に導入するなら交換型が主流です。
ZX-10Rへの注意点|スロットルバイワイヤ車は要確認
ZX-10Rはスロットルバイワイヤ(電子制御スロットル)を採用しています。この場合、グリップの内径・長さがシビアに決まっており、対応製品以外を取り付けるとスロットルの動作に支障が出るリスクがあります。
スロットルバイワイヤ車にグリップヒーターを取り付ける際は、以下を必ず確認してください。
- 製品が「スロットルバイワイヤ対応」と明記されているか
- グリップの全長がスロットルパイプに合っているか
- 取り付けはショップに依頼することを強く推奨
自己判断での取り付けは操作不良→転倒につながる可能性があるため、ZX-10Rオーナーは必ずショップで相談してから選んでください。
ZX-10Rのカスタム全般については「【2024年版】ZX-10Rおすすめカスタム7選」も参考にしてください。
おすすめグリップヒーター4選
① KIJIMA(キジマ)グリップヒーター GH08
巻き付け型の定番。国内バイク用品メーカーが出しているため品質が安定しており、取り付けやすいと評判です。5段階の温度調節が可能で、USB電源も内蔵しています。
こんな人に: 初めてグリップヒーターを試したい人・コストを抑えたい人
② デイトナ HEAT MASTER(ヒートマスター)
巻き付け型の中では比較的薄手で、グリップ径の変化が少ないのが特徴です。デイトナは国内バイク用品の老舗で、サポート面でも安心感があります。
こんな人に: グリップが太くなるのが嫌な人・デイトナ製品で揃えたい人
③ Oxford(オックスフォード)Hot Grips
UK発のバイク用品ブランドで、グリップヒーターのジャンルでは世界的に有名です。交換型・巻き付け型の両方をラインナップしており、5段階温度調節対応。信頼性が高く海外ライダーからも評価されています。
こんな人に: 信頼性重視で選びたい人・ツーリングメインの人
④ KOSO(コソ)グリップヒーター
価格が手頃ながら品質が安定しており、コスパ重視の人に選ばれています。汎用品なので取り付け車種は幅広いですが、スロットルバイワイヤ車への取り付けは慎重に確認してください。
こんな人に: とにかく費用を抑えたい人・汎用品で十分な人
取り付け費用の内訳|2〜3万円の理由

グリップヒーターの総費用は製品代+工賃で構成されます。
| 項目 | 目安金額 |
|---|---|
| 製品代(巻き付け型) | 5,000〜15,000円 |
| 製品代(交換型) | 15,000〜30,000円 |
| 工賃(ショップ取り付け) | 5,000〜10,000円 |
| 電源取り出しキット(必要な場合) | 1,000〜3,000円 |
合計すると2〜3万円になるケースが多いです。DIYで巻き付け型を取り付ければ製品代のみ(5,000〜15,000円)で収まりますが、スロットルバイワイヤ車・交換型を選ぶ場合はショップ依頼が基本です。
電源の取り出し方
グリップヒーターはバッテリーから電源を取ります。常時電源に繋ぐとバッテリー上がりの原因になるため、ACC連動(エンジンオンで通電)の配線が原則です。電源取り出しがわからない場合もショップに相談してください。
バッテリー管理については「【2026年版】バイクのバッテリー上がり完全ガイド」も参考にしてください。
グリップヒーターと合わせて使いたい防寒グッズ
グリップヒーターは手のひら側を温めますが、手の甲・指先は冷えやすいです。グリップヒーター+防寒グローブの組み合わせが冬ツーリングの基本です。
また寒い日は手だけでなく全身の防寒も必要です。防寒グッズ全体の選び方は「【2026年版】バイクの防寒グッズおすすめ5選|電熱グローブ・ハンドルカバー・ネックウォーマーを予算別に解説」でまとめているのであわせて確認してください。
まとめ

グリップヒーター選びをまとめると👇
種類の選び方
- コスト重視・お試しなら → 巻き付け型(5,000〜15,000円)
- 見た目・耐久性重視なら → グリップ交換型(15,000〜30,000円)
ZX-10Rなどスロットルバイワイヤ車は
- 対応製品を必ず確認する
- 取り付けはショップへ依頼する
取り付け総費用の目安
- 巻き付け型DIY:5,000〜15,000円
- 交換型ショップ取り付け:2〜3万円
冬でも快適に走れると、バイクに乗れるシーズンが一気に広がります。グリップヒーターは冬装備の中でコスパが高い投資です。
👉 冬の防寒グッズ全般は「【2026年版】バイクの防寒グッズおすすめ5選」でまとめています。 👉 ZX-10Rのカスタム全般は「【2024年版】ZX-10Rおすすめカスタム7選」もあわせてどうぞ。 👉 冬のタイヤ・ウィンタータイヤの必要性は「【2026年版】バイクのウィンタータイヤ・冬用タイヤは必要か?」で解説しています。


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