【2026年版】身長160cm以下でも大型バイクに乗れる?足つき改善策5選・おすすめ車種・シート加工まで解説

身長160cm以下でも大型バイクに乗れる?足つき改善策5選・おすすめ車種・シート加工2026年版 初心者・購入ガイド

「身長が低いから、乗りたいバイクに乗れない」

そんな悩みを持つライダーは決して少なくありません。しかし結論から言うと、身長が低くても乗れるバイクは必ずあり、工夫次第で選択肢は大きく広がります。

この記事では足つきの正しい判断基準・5つの足つき改善策(費用・効果別)・シート高が低いおすすめ車種・シート加工の注意点を解説します。

「諦める前に、まずここを読んでください」というガイドです。


足つきの「正しい判断基準」を知る

まず大前提として、足つきの「良し悪し」は両足がべったり地面につくことではありません。

足つきの判断基準:「母指球(親指の付け根の膨らんでいる部分)がつくかどうか」

母指球がつけば、停車時に踏ん張りがきいてバイクを支えられます。

さらに重要なのが、停車時はどちらか片足で支えることが基本ということです。両足のつま先しかつかなくても、片足で体重をしっかり支えられれば問題ありません。

足つきが悪くても乗れる理由:

  1. シート高=実際の足つきではない:バイクのシートに座ると体重でサスペンションが沈みます(一般的に10〜30mm程度)。実際の足つきはシート高の数値より改善されます
  2. 車体のスリムさが足つきに影響する:シート高が同じでも、エンジン・車体がスリムであれば内腿への干渉が少なく足が下ろしやすい
  3. 片足でしっかり支えられれば十分:両足同時に下ろすと小柄なライダーはつま先しかつかないが、腰をずらして片足をべったりつける「腰ずらしテクニック」で安定感が増す

「乗れるかどうか」の確認方法: 実際にバイクに跨ってみて、サイドスタンドを払ってバイクを垂直にした状態で、片足の母指球がしっかり地面につくことを確認してください。これが「乗れる目安」です。試乗や展示車への試し跨ぎを積極的に活用してください。


身長別の目安シート高

身長160cmでのシート高の目安は800mmといわれています(足つき参考値として)。下記はあくまで目安で、体型・脚の長さによって大きく変わります。

身長の目安シート高の目安備考
165cm以上850mm以下なら比較的安心個人差あり
155〜165cm800mm以下が安心ライン体型・脚の長さで変わる
150〜155cm780mm以下推奨ローダウン対策も検討
150cm未満760mm以下・またはローダウン前提試乗での確認が必須

足つき改善策5選:費用と効果で比較

費用のかからない順番に紹介します。

改善策① リアサスペンションのプリロード調整(費用:無料)

リアサスペンションのプリロード(バネの初期圧縮量)を緩めると、バイクが若干沈み込み足つきが改善します。車種によって専用のツール(スパナやフック)が必要ですが、工賃はかかりません。

ただしリアのみを下げるとフロントとのバランスが崩れ、ハンドリングに影響する場合がありますプリロードを最弱にして体感差が小さい場合は次の改善策を検討してください。

  • 効果: 数mm〜15mm程度のダウン
  • 費用: 無料〜専用工具数百円
  • デメリット: ハンドリングへの影響あり・車種による差が大きい

改善策② 厚底のライディングブーツを選ぶ(費用:1〜3万円程度)

最もバイク本体への影響がなく、コスパが高い改善策です。バイク用の厚底ブーツは一般的な靴より3〜5cm高くなるものも多く、足つきを大幅に改善できます。

バイクの設計バランスを一切変えずに済む点が最大のメリット。デザインの幅も広がっており、ファッションとしても楽しめます。

  • 効果: ブーツのソール厚によって2〜5cm程度のアップ
  • 費用: 1〜3万円程度
  • デメリット: ブーツ選びを間違えると保護性能が低下する。バイク専用品を選ぶこと

改善策③ アンコ抜き(シート薄型加工)(費用:1〜3万円程度)

シート内のウレタンフォームを削ってシートを薄くする加工です。バイク用品店・シート専門店・バイクショップで依頼できます。

重要な注意点:単純にウレタンを削るだけでは効果が半減することがある

シートの中央部だけを薄くすると、シート側面(内腿への当たり部分)の幅が変わらず足が出しにくくなるケースがあります。専門のシート加工店では「シートの側面のテーパー加工(斜め削り)」を合わせて行うことで、足の出しやすさと薄型を両立させます。

  • 効果: 10〜30mm程度のダウン(加工内容・元のシート厚による)
  • 費用: 工賃10,000〜30,000円程度(シート専門店の場合)
  • デメリット: クッション性が低下する・施工後の元戻し不可(予備シートで作業するのが安心)

改善策④ ローダウンキット(リンクプレート交換)(費用:2〜6万円程度・工賃込み)

リアサスペンションのリンク部分をローダウン専用品に交換することで、シート高を大幅に下げられます。

ダウン幅は20mmや30mmと商品により変わりますが、リンクの交換のみで大きく車高を下げることができます。費用はローダウンキット部品代が7,000円前後〜37,000円前後、ショートスタンドが2,500円前後〜17,000円前後、工賃が8,000円前後〜12,000円前後が目安です。

注意:大幅なローダウン時はショートサイドスタンドへの交換が必要

リンクプレートでシートを大きく下げると、純正サイドスタンドの長さが合わなくなり、バイクが大きく傾いて転倒する危険があります。ローダウンキットとセットでショートサイドスタンドへの交換も行ってください。

  • 効果: 20〜30mm程度のダウン(商品による)
  • 費用: 部品代+工賃で合計2〜6万円程度
  • デメリット: サスペンション機能が若干低下・サイドスタンド交換が必要な場合あり

改善策⑤ ローダウンサスペンションへの交換(費用:3〜25万円程度)

リアサスペンションごとローダウン専用品に交換する方法で、最も大きなダウン幅を実現できます。見た目・乗り味・足つき性の3つを同時に改善できる可能性がある反面、費用が最も高い方法です。

  • 効果: 30〜50mm以上のダウンも可能な場合がある
  • 費用: 部品代+工賃で合計3〜25万円以上(商品による)
  • デメリット: 最も高価・ショートサイドスタンドが必要な場合あり

5つの改善策を比較する

改善策効果費用目安バイクへの影響おすすめ順
①プリロード調整数mm〜15mm無料ハンドリングへの影響ありまず試す
②厚底ブーツ20〜50mm1〜3万円なし最優先・最コスパ
③アンコ抜き10〜30mm1〜3万円クッション性低下ブーツ後に検討
④ローダウンキット20〜30mm2〜6万円サス機能低下大幅改善が必要な場合
⑤ローダウンサス30〜50mm以上3〜25万円見た目・乗り味も変わる最終手段・予算あれば

基本的な順番:②厚底ブーツ→③アンコ抜き→④ローダウンキット→⑤ローダウンサスの順で段階的に検討することをおすすめします。


シート高が低いおすすめ車種(2026年時点)

低いシート高の車種(主要なもの)

車種シート高車重特徴
ホンダ レブル250690mm171kgクルーザー・低重心・250ccで最低水準
カワサキ エリミネーター735mm182kg400ccクルーザー・スポーティな走りも可
ホンダ GB350800mm180kgネオクラシック・スリムで足が出やすい
カワサキ Ninja400785mm167kgフルカウル・軽量・167kgの扱いやすさ
ヤマハ MT-07805mm184kg大型ネイキッド・スリムで足が出やすい
スズキ SV650785mm197kg大型・低シート・下重心で安定感あり

シート高だけで車種を判断しないことが大切です。 足がよく出るかどうかはシートの幅・テーパー形状にも影響されます。同じシート高でも細身の車体の方が足を出しやすい傾向があります。

試乗や展示車への試し跨ぎを必ず行ってください。

バイク選びの詳細は「【2026年版】250ccバイクおすすめ10選比較」「【2026年版】400ccバイクおすすめ10選比較」も参考にしてください。


腰ずらしテクニック:即効の足つき改善法

バイクカスタム・改造の前に試してほしいのが「腰ずらし(ヒップオフセット)」です。

停車時に腰をシートの端にずらすことで、その側の足を地面にベタ付きに近い状態で下ろせます。バイク本体は変えずに実質的な足つきを大幅に改善できる無料テクニックです。

やり方:

  1. 停車直前に、足をつく側に体重を移動させる
  2. 尻をシートの端(左右どちらか)にずらす
  3. 外側に移動した方の足を地面に下ろす

慣れると信号待ちでも自然にできるようになります。


まとめ

身長160cm以下でもバイクに乗れる。まとめると👇

足つきの判断基準

  • 両足べったりではなく「母指球がつくかどうか」
  • 停車は片足が基本・腰ずらしで足つきをさらに改善できる

足つき改善策5選(費用の安い順) ① プリロード調整(無料・効果小) ② 厚底ブーツ(1〜3万円・最コスパ・バイクへの影響ゼロ) ③ アンコ抜き(1〜3万円・側面テーパー加工が重要) ④ ローダウンキット(2〜6万円・ショートスタンドも必要) ⑤ ローダウンサス(3〜25万円・最大効果)

シート高の低い主な車種

  • 最低水準:レブル250(690mm)
  • 400ccクルーザー:エリミネーター(735mm)

乗れないバイクはない、工夫が必要なバイクがあるだけ」です。

👉 初めてのバイク購入については「【2026年版】初めてのバイク購入完全ガイド」を参考にしてください。 👉 立ちゴケの予防・対処は「【2026年版】バイクを立ちゴケ・転倒させてしまった時の対処法」もあわせてどうぞ。 👉 女性ライダーの車種選びは「女性ライダー向けバイク選び完全ガイド」でも解説しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました