400ccフルカウルスポーツで「どっちにするか」最後まで迷う2台がNinja400とCBR400Rです。
どちらも日本の公道で乗り続けられる数少ないフルカウルの400ccスポーツで、ロングセラーとして高い評価を受けています。この記事では最新の価格・スペック・装備の違い・どちらが自分に合っているかの判断基準をまとめます。
最新スペック・価格比較(2025年版)
| 項目 | Ninja400 | CBR400R |
|---|---|---|
| メーカー | カワサキ | ホンダ |
| 最新モデル年式 | 2025年モデル(2025年4月26日発売) | 2024年モデル(2024年3月21日発売) |
| 新車価格(税込) | 79万2,000円 | 86万3,500円 |
| 価格差 | — | CBR400Rの方が約7万1,500円高い |
| 排気量 | 398cc | 399cc |
| エンジン | 水冷DOHC4バルブ並列2気筒 | 水冷DOHC4バルブ並列2気筒 |
| 最高出力 | 45PS / 10,000rpm | 46PS / 9,000rpm |
| 最大トルク | 38N・m / 8,000rpm | 37N・m / 7,500rpm |
| 車両重量 | 167kg | 168kg |
| シート高 | 785mm | 785mm |
| タンク容量 | 14L | 17L |
| WMTCモード燃費 | 約25km/L程度 | 28.1km/L |
| トラクションコントロール | なし | HSTC(2024年〜) |
| メーター | 液晶メーター | 5インチフルカラーTFT(スマホ連携) |
(参照:webオートバイ2025年4月28日・forRide 2024年・各メーカー公式サイト)
価格差を整理する:7万円の差をどう見るか

CBR400RはNinja400より約7万1,500円高い設定です。この差額の主な理由は装備の違いです。
CBR400R(2024年〜)が標準装備しているがNinja400にない主な装備:
- HSTC(Honda セレクタブル トルク コントロール):滑りやすい路面でのトラクションコントロール
- 5インチフルカラーTFT液晶メーター:大型・見やすい・スマートフォン連携対応
- 大型タンク(17L vs 14L):航続距離が約100km以上長い
逆にNinja400の方が優れている点:
- 価格が7万円以上安い
- わずかに軽い(1kg差だが)
- カワサキのZX系譜のデザイン・ブランドイメージ
「7万円の差を埋める装備がCBR400Rにある」と感じるか、「同じ走りなら安い方が良い」と感じるかで答えが変わります。
エンジン・走りの違い
スペック上は「ほぼ互角」だが、フィーリングは異なる
最高出力・最大トルクはほぼ同等ですが、エンジンのキャラクターが異なります。
Ninja400のエンジン特性:
- 低回転から力強いトルク感
- 高回転まで使えるが、日常域での使いやすさを重視した設定
- 「ZX-10Rと同系統の軽快さ」を400ccで感じられる(カワサキらしい回転の軽さ)
CBR400Rのエンジン特性:
- ホンダらしい滑らかで穏やかな特性
- 9,000rpmで最大出力をフラット気味に発生
- ツーリング・通勤での扱いやすさを重視した設計
どちらが「優れている」ではなく、「カワサキのキャラ」か「ホンダのキャラ」かで好みが分かれます。
車体の軽さ
両車とも167〜168kgと、400ccクラスでは最軽量水準です。この軽さが「体感速度の軽快さ」「Uターン・取り回しの楽さ」に直結します。大型バイクからの乗り継ぎでも驚くほど扱いやすく感じます。
装備の差:CBR400Rが一歩リード

トラクションコントロール(HSTC)
**2024年モデルのCBR400Rに新搭載されたHSTC(Honda セレクタブル トルク コントロール)**は、滑りやすい路面でのリアタイヤのスリップを抑制します。Ninja400にはトラクションコントロールが搭載されていません。
雨天・濡れた路面での走行が多い通勤ライダー・初心者ライダーには、HSTCの安心感は大きな価値があります。濡れた路面での走行スキルは「雨の日のバイク走行スキル完全ガイド」でも解説しています。
メーター・スマホ連携
CBR400R(2024年〜)の5インチフルカラーTFT液晶メーターはスマートフォンとBluetooth接続でき、着信通知・燃費管理・ナビ連携が可能です。Ninja400のメーターはこれより小型のシンプルな仕様です。
タンク容量と航続距離
| 項目 | Ninja400 | CBR400R |
|---|---|---|
| タンク容量 | 14L | 17L |
| WMTCモード燃費 | 約25km/L | 28.1km/L |
| 満タン航続距離(概算) | 約350km | 約480km |
長距離ツーリングでは給油間隔が大きく変わります。CBR400Rは1回の給油で約130km以上多く走れる計算になります。ロングツーリングの準備については「【2026年版】バイクのソロツーリング完全ガイド」も参考にしてください。
どちらが向いているか
Ninja400が向いている人
- 価格重視:7万円以上の差は大きい
- カワサキのデザイン・ブランドに惚れた
- サーキット・峠走行を視野に入れている(サーキット入門は「【2026年版】ZX-10Rでサーキット入門する方法」も参考になります)
- 250ccから乗り換えで「大型への通過点」として選ぶ
CBR400Rが向いている人
- 通勤・ツーリング兼用でトラコン・大容量タンクが必要
- スマートフォン連携機能・充実した装備を求める
- ホンダの品質・サポート網を信頼している
- 燃費・航続距離を重視する長距離ツーリングライダー
ZX-10Rオーナーとしての私見
私はZX-10Rオーナーですが、もし400ccフルカウルで選ぶなら正直に言えば「Ninja400」を選びます。
理由は単純で「カワサキのDNAが同じである安心感」と「価格の合理性」です。ただしCBR400Rの2024年からのトラクションコントロール・TFTメーター・大容量タンクは純粋に羨ましい装備で、「ツーリング機能の充実度」という観点ではCBR400Rが明確に優れています。
「走りの楽しさを優先するか、装備の充実度を優先するか」でほぼ答えが出る比較です。
大型バイクへの乗り換えも検討している方は「250ccから大型バイクへのステップアップ完全ガイド」もあわせてどうぞ。また、同じカワサキのスポーツツアラーとして「Ninja1000SXの中古相場と狙い目の年式ガイド」も参考になります。
まとめ

Ninja400 vs CBR400Rをまとめると👇
スペック上の主な違い
- 価格:Ninja400 79万2,000円 vs CBR400R 86万3,500円(差額約7万1,500円)
- トラクションコントロール:Ninja400なし・CBR400R HSTC標準装備(2024年〜)
- タンク:Ninja400 14L vs CBR400R 17L(航続距離差:約130km)
- メーター:Ninja400 液晶 vs CBR400R 5インチTFT・スマホ連携
どちらを選ぶべきか
- 価格重視・カワサキ好き・走り重視:Ninja400
- 装備充実・ツーリング重視・トラコン欲しい:CBR400R
👉 Ninja400とZ400の比較は「Ninja400 vs Z400 どっちが合う?」で解説しています。 👉 大型バイクへのステップアップは「250ccから大型バイクへのステップアップ完全ガイド」を参考にしてください。 👉 購入前の下調べは「バイクを購入する前の下調べ完全ガイド」も参考にしてください。 👉 ローンの組み方は「バイクを買う時の頭金はいくら?ローンの組み方」でまとめています。


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