【2026年版】関東発バイクツーリングのおすすめ日帰りルート5選|箱根・奥多摩・房総・筑波・那須の見どころ・走行距離・注意点を解説

関東発バイクツーリングのおすすめ日帰りルート5選2026年版|箱根・奥多摩・房総・筑波・那須の見どころ・距離・注意点 ツーリング

「今週末どこ走ろう?」

関東在住ライダーが毎週末直面するこの問いに答えます。首都圏から2時間以内に走りごたえのある絶景ロードが複数あるのが関東の強みです。この記事では箱根・奥多摩・房総・筑波・那須という関東5大定番日帰りルートの見どころ・走行距離・通行情報・注意点をまとめます。

日帰りツーリングの計画の立て方については「【2026年版】バイクのソロツーリング完全ガイド」も参考にしてください。


関東日帰りツーリングの基本ルール

「到達距離」を把握する

関東の日帰りは東京都心起点として概ね片道150km以内が快適ゾーンです。帰りの渋滞・疲労を考えると、往復で300km前後が1日の快適上限です。

詳しい距離の考え方は「【2026年版】バイクで初めての長距離ツーリング完全ガイド」で解説しています。

日没前帰宅を鉄則に

秋〜冬は17時〜17時半で日が沈みます。夜間走行を避けるため、帰路は遅くとも15〜16時スタートを目安にしてください。


ルート① 箱根(神奈川県)

都心から最もアクセスしやすい絶景ワインディング。富士山と芦ノ湖のパノラマが待つ

項目内容
東京からの距離約90km(東名・小田原厚木道路利用)
主要有料道路箱根ターンパイク(アネスト岩田)・芦ノ湖スカイライン
通行料金ターンパイク(小田原〜大観山):普通二輪 現行料金は公式サイトで確認要
規制ターンパイクは125cc以下(原付一種・二種)通行禁止
冬季閉鎖基本的になし(積雪時は通行止めの場合あり)

箱根は関東ライダーが最も足を運ぶ定番エリアです。東名高速→小田原厚木道路を使えば都心から約90分でアクセスでき、ターンパイク・芦ノ湖スカイライン・椿ラインなど複数の有料・無料道路が集中しています。

箱根ターンパイク(アネスト岩田 ターンパイク箱根)は、小田原市早川から大観山(標高約1,011m)まで一気に駆け上がる全長約13.8kmの有料道路です。路面が整備されており、高速コーナーを気持ちよく走れる「走りのフィールドとしての道」です。終点の大観山展望台からは芦ノ湖を手前に富士山が広がる三層構図の絶景が楽しめます。

重要:ターンパイクは125cc以下(原付一種・二種を含む)通行禁止です。126cc以上のバイクのみ通行できます。

2024年7月1日に料金改定が実施されています。最新の通行料金は必ず公式サイト(htpl.co.jp)で確認してください。

見どころ

  • 大観山展望台:芦ノ湖・箱根外輪山・富士山が一望できる絶景。早朝は雲海が発生することも
  • 椿ライン(県道75号):ターンパイクと並走する無料のワインディング。タイトなコーナーが続きライダーに人気
  • 芦ノ湖スカイライン(有料):芦ノ湖西岸の稜線を走る有料道路。富士山と湖を同時に眺める

注意点

  • ターンパイクは125cc以下通行禁止(必ず事前確認)
  • 週末・連休は芦ノ湖周辺で渋滞が発生することが多い。早朝出発がおすすめ
  • ターンパイクにはETCが使えず(独自のETCXシステム対応・現金も可)。最新情報を確認する

ルート② 奥多摩周遊道路(東京都)

都内で走れる本格ワインディング。紅葉の名所としても定番の30km

項目内容
路線名東京都道206号奥多摩周遊道路
全長約30km(檜原村〜奥多摩湖)
東京からの距離約60〜70km(圏央道あきる野IC利用)
通行料金無料
夜間通行止め18時〜翌8時(入場不可)
冬季閉鎖積雪時に通行止め(路面凍結期間注意)

東京都最西端・奥多摩エリアに位置する全長約30kmの山岳道路で、都内唯一の本格ワインディングロードです。東京都が管理する自動車専用道路で、適度なコーナーが続くルートは「都内で一番走れる道」としてライダーに親しまれています。

檜原村側から入ると、徐々に高度を上げながら奥多摩湖側へと抜けていきます。秋(10月下旬〜11月中旬)の紅葉シーズンは特に人気が高く、両脇の木々が赤・黄・オレンジに染まる紅葉のトンネルを走る体験は関東随一の絶景です。

注意:18時〜翌8時は入場不可(夜間通行止め) 夜間は完全に閉鎖されます。日没前に通過できるよう時間を管理してください。

見どころ

  • 月夜見第1駐車場・第2駐車場:周遊道路中腹の絶景展望ポイント。奥多摩湖と山々のパノラマが広がる
  • 奥多摩湖(小河内ダム):道路の終点付近にある貯水池。湖畔の道路沿いに停車スペースあり
  • 秋の紅葉(10月下旬〜11月中旬):関東で最もアクセスしやすい紅葉ワインディングとして毎年大人気

注意点

  • 夜間通行止め(18時〜翌8時)。絶対に守ること
  • 冬季(12月〜2月)は路面凍結・積雪のリスクがある。出発前に東京都道路情報を確認する
  • 週末の紅葉シーズンは駐車場が満車になることが多い。早朝(8時台)の入場がおすすめ

ルート③ 房総半島(千葉県)

都心から最もアクセスしやすい海岸線。冬でも走れる温暖な南房総

項目内容
主要ルート館山自動車道→房総フラワーライン(県道257号)→南房総市〜鴨川
東京からの距離館山まで約120km(アクアライン・館山道利用)
通行料金房総フラワーライン:無料
冬季閉鎖なし(南房総は温暖で通年走行可能)

千葉県南端・南房総は関東では珍しい「冬でも走れるエリア」です。黒潮の影響で気温が高く、1月〜2月でも霜が降りないことから「常春(とこはる)」と呼ばれています。1月には菜の花が咲き始め、東京の冬の寒さから逃れてちょっと暖かい場所に走りに行く先として関東ライダーに人気があります。

**房総フラワーライン(千葉県道257号)**は館山市から南房総市にかけて続く海岸沿いの道路で、沿道に花が咲き乱れる春の景観が最高です。野島崎(南房総の最南端)・内房の海越しに眺める富士山など見どころが豊富です。

アクアライン・館山道を使えば東京から館山まで約120km・約2時間でアクセスできます。帰路は内房(国道127号)または外房(国道128号)を走ることで、往路と異なる景観が楽しめます。

見どころ

  • 野島崎(南房総市):千葉県最南端。太平洋に突き出た岬と白い灯台が印象的。周辺の磯は「南端の海」らしい開放感
  • 房総フラワーライン(冬〜春):1月の菜の花から始まり、春にかけて花が次々と咲く「花の回廊」
  • 内房の海越し富士山(国道127号):好条件の冬晴れの日に、内房の海越しに雪をかぶった富士山が見える
  • 海ほたるPA(アクアライン中間):360度の展望デッキが名所。帰路の立ち寄りスポットとして人気

注意点

  • アクアライン(東京湾アクアライン)は二輪も通行可能。橋上は強風が吹くことがある
  • 南房総は観光地のため週末は国道127号・128号が渋滞することがある
  • 内房の観光地周辺では二輪の路上駐車に厳しい場合がある。事前に駐輪場を確認(「【2026年版】バイクの置き場所・駐輪場選び完全ガイド」参照)

ルート④ 筑波山・霞ヶ浦ルート(茨城県)

関東平野を一望する筑波山と霞ヶ浦の広大さ。北関東の定番日帰りコース

項目内容
主要ルート筑波市(筑波山)〜かすみがうら(霞ヶ浦)〜土浦
東京からの距離筑波山まで約70km(常磐道・圏央道利用)
通行料金筑波スカイライン(県道42号):無料
二輪通行規制筑波山山頂周辺に二輪車通行規制区間あり(茨城県の最新情報要確認)
冬季閉鎖筑波スカイラインは積雪時に通行止めあり

茨城県の筑波山(877m)は関東平野に単独でそびえる「西の富士、東の筑波」と称される名峰で、山頂付近からは関東平野の全景と霞ヶ浦・富士山・スカイツリーまで見渡せます。麓から山頂方面へのアクセス路・筑波スカイライン(茨城県道42号)は無料で走れますが、山頂周辺には二輪車通行規制区間があります

必ず出発前に茨城県が公表している最新の「二輪車通行規制区間」を確認してください。 規制区間を無視して走行すると道路交通法違反となります(茨城県公式サイト・JAF等で確認可能)。

霞ヶ浦(周囲約250km・日本第2位の湖)は筑波山の南東に位置し、湖岸沿いに快走できる「かすみがうらサイクリングコース」周辺の一般道をバイクで流すことができます。広大な湖面と青空の組み合わせは雄大で、走りながら「関東にこんな景色があったのか」という発見があります。

見どころ

  • 筑波山山頂展望台(ロープウェイ利用):関東平野の360度パノラマ。筑波山神社参拝もセットで
  • 霞ヶ浦湖岸:日本第2の湖の広大さを実感できる湖岸ドライブ
  • 道の駅 みずの郷奥久慈かわプラザ(常陸大宮市):奥久慈方面に足を延ばせばさらに絶景が広がる

注意点

  • 筑波山山頂周辺に二輪車通行規制区間あり。出発前に茨城県の最新情報を必ず確認する
  • 筑波スカイライン周辺は「走り屋」が集まる時間帯があり、夜間は特に危険。日中・早朝の走行を推奨
  • 冬季の筑波スカイラインは積雪・路面凍結に注意

ルート⑤ 那須高原(栃木県)

東北道を一本走るだけで別世界。高原・温泉・牧場が揃う関東最北の絶景エリア

項目内容
主要ルート那須高原(那須ICから)〜那須岳〜殺生石〜那須ガーデンアウトレット方面
東京からの距離那須ICまで約175km(東北道利用)
通行料金那須高原有料道路廃止のため現在は無料(旧有料エリアも通行可)
冬季閉鎖那須岳山頂方面の道路は積雪期に通行止めあり

栃木県北部に位置する那須高原は、東北道・那須ICから車・バイクで約10〜20分のアクセスにもかかわらず、別世界のような高原の風景が広がるリゾートエリアです。標高1,000〜1,700m台の那須岳(茶臼岳・朝日岳)を中心に、牧草地・温泉・渓流・高原の直線道路が揃っています。

那須は「日帰りできる東北の玄関口」的な性格もあり、関東から気軽に北を感じたいライダーに向いています。那須高原の「那須ハイランドパーク」方面から「那須ガーデンアウトレット」周辺の高原道路は信号も少なくスムーズに走れます。

秋(10月上旬〜11月上旬)の紅葉は関東最高水準のひとつで、那須岳方面の山が紅葉に染まる光景は壮観です。

見どころ

  • 那須岳ロープウェイ(山麓駅〜山頂駅):ロープウェイで標高1,684mの茶臼岳中腹へ。関東の高原の絶景が一望
  • 殺生石(せっしょうせき):国指定の名勝・天然記念物。硫黄が噴出する奇岩が連なる不思議な景観
  • 那須高原「千本松牧場」・「那須農場」周辺:牧草地の直線道路で北海道のような感覚が味わえる。実際の北海道の絶景路は「【2026年版】北海道バイクツーリング完全ガイド」で解説しています
  • 秋の紅葉(10月上旬〜11月上旬):那須岳の紅葉は関東トップクラス

注意点

  • 那須岳山頂周辺は火山活動の状況により立ち入り制限が設定されることがある。事前に栃木県・気象庁の情報を確認する
  • 冬季(12月〜3月)は積雪・路面凍結のリスクが高い。スタッドレスタイヤのない二輪での走行は冬期を避ける
  • 東北道は那須IC付近で渋滞することがある。帰路(特に日曜夕方)は十分な余裕を持つ

5ルートの選び方まとめ

ルート東京からの距離特徴おすすめシーズン
箱根約90km富士山・芦ノ湖・有料ワインディング通年(冬は凍結注意)
奥多摩約60〜70km都内・無料・紅葉の名所春〜秋(夜間通行止めに注意)
房総約120km冬でも走れる・温暖・菜の花通年(冬〜春が特におすすめ)
筑波・霞ヶ浦約70km関東平野一望・二輪規制要確認春・秋(規制区間必ず確認)
那須高原約175km東北道1本・高原・紅葉春〜秋(秋の紅葉が最高)

まとめ

関東の日帰り5ルートをまとめると👇

最初に走るなら:箱根ターンパイク+大観山 → アクセスが良く、富士山と芦ノ湖の絶景は保証付き。ただし125cc以下は通行不可

都内から最短で走る:奥多摩周遊道路 → 無料・約30km・紅葉の名所。18時〜翌8時の夜間通行止めに注意

冬に走りたい:房総半島 → 南房総は1月でも菜の花。アクアライン経由で都心から約2時間

平坦地から山と湖へ:筑波・霞ヶ浦 → 二輪車通行規制区間の事前確認が必須。確認済みであれば関東平野の全景が見渡せる

遠くに行きたい:那須高原 → 東北道1本・175km。秋の紅葉の時期が最高。日帰りは早朝出発が必須

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