【2026年版】バイクの税金完全ガイド|軽自動車税・自動車重量税の排気量別税額・支払い時期・注意点まで解説

バイクの税金完全ガイド2026年版|軽自動車税・自動車重量税の排気量別税額・支払い時期・注意点 維持費・コスト

バイクを所有すると必ず発生する税金は2種類あります。

① 軽自動車税(種別割):毎年かかる地方税 ② 自動車重量税:購入時・車検時にかかる国税

金額は排気量によって決まります。この記事では2種類の税金の仕組み・排気量別の税額・支払い時期・よくある注意点を解説します。税金を含むバイクの維持費の全体像については「【2026年版】Ninja400の年間維持費完全ガイド」もあわせて参考にしてください。

※本記事の税額は2025年4月現在の情報をもとにしています。税制は変更されることがありますので、最新情報は各市区町村・国土交通省の公式情報でご確認ください。


バイクの税金は「2種類」で完結

バイクに毎年かかる維持関連の税金は以下の2種類のみです。四輪車と異なり、自動車税(種別割)ではなく「軽自動車税(種別割)」に分類される点に注意が必要です。

税金の名称種別課税タイミング対象
軽自動車税(種別割)地方税毎年4月1日時点の所有者に課税全バイク(原付含む)
自動車重量税国税購入時・車検時126cc以上

① 軽自動車税(種別割)

税額一覧(2025年4月現在)

「軽自動車税」という名称ですが、四輪の軽自動車だけでなく、原付を含むすべての二輪車も対象です。税額は排気量によって決まります。

なお、軽自動車税は道路運送車両法の区分(50cc/125cc)ではなく90ccで区分されています。混同しやすいため注意してください。

区分排気量年間税額
原動機付自転車(第一種)50cc以下2,000円
原動機付自転車(第二種・甲)51cc〜90cc2,000円
原動機付自転車(第二種・乙)91cc〜125cc2,400円
軽二輪車126cc〜250cc以下3,600円
小型二輪車251cc以上6,000円

※出典:横浜市ウェブサイト ※2025年4月現在 ※市区町村によって若干の差がある場合がありますが、上記税額が標準です。

ポイント: 排気量が400ccでも1000ccでも、251cc以上はすべて6,000円で均一です。大型バイクだからといって軽自動車税が高くなるわけではありません。

また、バイクの軽自動車税には四輪車のような経年車重課(登録から13年以上経過した車両への割増税)はありません長く乗り続けてもこの点での税負担は変わりません。

納付時期・方法

  • 通知書の届くタイミング: 毎年5月上旬ごろ(4月1日時点の住所宛)
  • 納付期限: 5月末日まで
  • 納付場所: 指定金融機関・郵便局・コンビニなど
  • 電子納付: 自治体によってはクレジットカード・PayPay等も可能

期限を過ぎると延滞金が発生します。翌日から1ヶ月までは税額×2.4%/年、1ヶ月以降は税額×8.7%/年の延滞金がかかります。

軽自動車税に関する注意点

4月2日に廃車しても1年分かかる 軽自動車税は4月1日時点の所有者に1年分が課税されます。月割り計算ではないため、4月1日にバイクを所有していれば、4月2日に廃車・売却しても1年分の税金が発生します。バイクの売却を検討している場合は、3月末までに廃車手続きを完了させることが節税になります。バイクの売り時・売却タイミングの考え方は「【2026年版】バイクの売り時・買い替えタイミング完全ガイド」で解説しています。

引っ越し後に住所変更をしないと届かない 納税通知書は4月1日時点の車検証・標識交付証明書に記載の住所に送付されます。引っ越し後に住所変更手続きをしていないと旧住所に届いてしまい、知らずに延滞になるリスクがあります。引っ越し後は速やかに住所変更手続きを行ってください。

250ccを超えるバイクは車検時に納税証明書が必要 251cc以上のバイクは車検時に軽自動車税の納税証明書が必要です。クレジットカードやキャッシュレス決済で支払った場合は、証明書の発行方法をあらかじめ確認しておいてください。


② 自動車重量税

自動車重量税はバイクの場合、名称に「重量」とありますが実際には排気量によって税額が決まります(四輪車と異なり車重は関係ありません)。

排気量別の課税のしくみ

125cc以下(原付一種・原付二種) 自動車重量税の課税対象外です。重量税はかかりません。

126cc〜250cc以下(軽二輪・車検なし) 新車の初回登録時に一度だけ4,900円を支払います。以降は車検がないため、継続的な重量税の支払いは不要です。中古の126〜250ccを購入した場合は支払い不要です。

251cc以上(小型二輪・車検あり) 新車登録時と2年ごとの車検時に支払います。

251cc以上の重量税額(2025年4月現在)

新規登録からの経過年数1年あたりの税額車検時(2年分)
12年目まで1,900円3,800円
13〜17年2,300円4,600円
18年以上2,500円5,000円

新車購入時(初回車検まで3年分):5,700円(1,900円×3年)

※出典:国土交通省「自動車重量税額について」

重量税の支払いタイミング

251cc以上のバイクは車検のたびに車検費用とあわせて支払います。自分で手続きをする場合は運輸支局の窓口で重量税印紙を購入して納付します。ショップに車検を依頼する場合は車検費用に含まれます。車検費用の内訳や「ユーザー車検」の手順については「【2026年版】中型・大型バイクの車検費用と「ユーザー車検」のやり方完全ガイド」で詳しく解説しています。


排気量別・バイクの税金まとめ

以下の表で各排気量の年間税負担を確認してください。

排気量軽自動車税(年)重量税合計の目安
〜50cc2,000円なし年2,000円
51〜90cc2,000円なし年2,000円
91〜125cc2,400円なし年2,400円
126〜250cc(軽二輪)3,600円新車時のみ4,900円年3,600円(初年度以降)
251cc以上(小型二輪・12年未満)6,000円1,900円/年年7,900円
251cc以上(小型二輪・13〜17年)6,000円2,300円/年年8,300円
251cc以上(小型二輪・18年以上)6,000円2,500円/年年8,500円

バイクの税金に関するよくある注意点

個人売買で名義変更を忘れると税金トラブルになる

個人間でバイクを売買した際に名義変更が完了していないと、実際には手元にないバイクの軽自動車税の納税通知書が旧オーナーに届き続けます。業者を通さず個人売買する場合は、確実に名義変更手続きが完了したかを確認してください。

一時的に乗らない場合は「一時抹消」を利用する

125cc超のバイクは、乗らない期間でも軽自動車税が課税されます。長期間乗らない場合は一時抹消登録(廃車)を検討してください。ナンバープレートを返却するだけで手続きが可能で、再び乗るときは中古新規登録の手続きをすれば乗れるようになります。長期保管の際の注意点や置き場所の選び方については「【2026年版】バイクの置き場所・駐輪場選び完全ガイド」も参考にしてください。

ただし重量税の還付については条件があるため、陸運局に確認してください。

自賠責保険は税金ではないが義務

よく混同されますが、自賠責保険は税金ではなく強制保険です。ただし法律で加入が義務付けられており、未加入での走行は罰則の対象となります。自賠責保険については「【2026年版】バイク保険の選び方と相場」をあわせてご確認ください。


まとめ

バイクの税金をまとめると👇

税金は2種類

  • 軽自動車税(種別割):毎年5月末までに支払う地方税
  • 自動車重量税:購入時・車検時に支払う国税

軽自動車税の年額

  • 125cc以下(91〜125cc):2,400円
  • 126〜250cc:3,600円
  • 251cc以上(全排気量共通):6,000円

自動車重量税

  • 125cc以下:課税なし
  • 126〜250cc:新車登録時のみ4,900円
  • 251cc以上:1,900円/年(12年目まで)・車検ごとに2年分まとめて支払い

よくある注意点

  • 4月1日時点の所有者に課税→売却は3月末までに完了させる
  • 引っ越し後は住所変更手続きを忘れずに
  • 個人売買は名義変更を確実に行う

👉 バイクの維持費全体の目安は「【2026年版】Ninja400の年間維持費完全ガイド」で解説しています。 👉 車検費用の詳細は「【2026年版】中型・大型バイクの車検費用と「ユーザー車検」のやり方完全ガイド」を参考にしてください。 👉 バイクの保険については「【2026年版】バイク任意保険の保険料相場」もあわせてどうぞ。

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