ツーリングの荷物問題を一気に解決してくれるのがリアボックス(トップケース)です。
シートバッグやサイドバッグと違い、ワンアクションで開閉・着脱でき、雨にも強く、ヘルメットの収納にも使えます。ただし種類・容量・取り付け方式がさまざまで、初めて選ぶ人は迷いやすいです。
この記事ではリアボックスの種類・容量の選び方・GIVI・SHAD・デイトナのブランド比較・おすすめ5製品・取り付け費用を解説します。
リアボックスの取り付け方式:モノロック vs モノキー

※画像はイメージです。
GIVIのリアボックスには「モノロック」と「モノキー」の2方式があります。これが最初の分かれ道です。
モノロック(Monolock)
汎用ベースプレートに取り付ける方式。ベースプレート自体は別途購入するか付属しています。
- メリット: 汎用性が高い・製品の種類が豊富・比較的安い
- デメリット: 最大積載量がモノキーより低め(3kg程度)
- こんな人向け: 普段使い・通勤・軽いツーリング荷物
モノキー(Monokey)
専用の車種別フィッティングキットに取り付ける方式。固定がしっかりしており、大容量モデルも展開。
- メリット: 積載量が多い(5kg程度まで)・大容量モデルあり・安定感が高い
- デメリット: 車種別フィッティングキットが別途必要(5,000〜15,000円程度)・割高
- こんな人向け: ロングツーリング・キャンプツーリング・大容量が必要な人
SHADのリアボックスも専用フィッティングキットで取り付けます。
容量の目安
| 容量 | 収納できるもの | こんな用途に |
|---|---|---|
| 25〜35L | ジェットヘルメット1個+小物 | 通勤・日帰りツーリング |
| 36〜45L | フルフェイス1個+着替え1泊分 | 1〜2泊ツーリング |
| 46L以上 | フルフェイス2個 or キャンプ道具一部 | キャンプツーリング・長期ツーリング |
ポイント:「ヘルメットを入れたいか」で容量が変わる
ヘルメットをリアボックスに入れたい場合は35L以上が目安です。フルフェイスは内寸にゆとりが必要なため、製品の「フルフェイス対応」表記を必ず確認してください。
おすすめ5製品

※画像はイメージです。
① GIVI B32NBD(32L・モノロック)
GIVIはイタリアのバイク用品ブランドで、リアボックスのシェアは世界トップクラスです。B32NBは「スクエアフォルム」という四角いフォルムが特徴で、A4サイズの書類もすっきり収まる使い勝手の良さが人気です。汎用ベースプレート付属で取り付けしやすく、日常使いからツーリングまで幅広く使えます。
- 容量: 32L
- 方式: モノロック(汎用ベース付属)
- 価格目安: 12,000〜15,000円
- こんな人に: 初めてリアボックスを買う人・通勤からツーリングまで使いたい人
② GIVI B45NM(45L・モノロック)
GIVIの45Lモデルで、フルフェイスヘルメット2個が入る大容量が最大の特徴。ロングツーリングや1泊以上のツーリングでも積載に困らないサイズ感です。汎用ベース付属なので取り付けも比較的容易。デイトナが国内正規輸入を行っているため、サポート面でも安心感があります。
- 容量: 45L
- 方式: モノロック(汎用ベース付属)
- 価格目安: 20,000〜25,000円
- こんな人に: 1泊以上のツーリングが多い人・大きめの荷物を積みたい人
③ SHAD SH33(33L)
SHADはスペインのバルセロナ発のブランドで、価格の安さとデザイン性で人気があります。SH33は33Lでフルフェイスヘルメット+レインウェアが入るサイズ感。汎用ベース付属で取り付けやすく、楽天での口コミも多くレビュー評価が高いです。GIVIと比べて価格が安いため、コストを抑えたい人に向いています。
- 容量: 33L
- 方式: 汎用ベース付属
- 価格目安: 8,000〜10,000円
- こんな人に: コストを抑えたい人・デザインが気になる人・初めて買う人
④ SHAD SH40(40L)
SHADのベストセラーモデルで、40Lという「大きすぎず小さすぎない」バランスの良い容量が人気の理由です。フルフェイスヘルメットがしっかり入り、ツーリングの荷物にも対応できます。デザインがスポーティで多くの車種に似合いやすく、楽天でのレビュー数・評価ともに高いです。
- 容量: 40L
- 方式: 汎用ベース付属
- 価格目安: 13,000〜16,000円
- こんな人に: 日帰り〜1泊ツーリングメイン・ヘルメット収納を重視する人
⑤ デイトナ モトボワットBB(29L)
デイトナはGIVIの国内正規輸入代理店でもありますが、自社ブランドのリアボックスも展開しています。モトボワットBBはデイトナオリジナルのリアボックスで、バックレスト付きのタンデム対応モデルが人気です。国内メーカーのため日本語サポートが充実しており、保証面でも安心感があります。
- 容量: 29L
- 方式: 専用ベース
- 価格目安: 10,000〜14,000円
- こんな人に: 国内メーカーで安心感がほしい人・タンデムでの使用が多い人
ブランド比較まとめ
| ブランド | 価格帯 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| GIVI | 中〜高め | 世界シェアNo.1・種類が豊富 | 信頼性重視・大容量がほしい人 |
| SHAD | 安い | コスパ高い・デザイン性がある | 費用を抑えたい・デザイン重視 |
| デイトナ | 中程度 | 国内サポート充実 | 国内ブランドで安心したい人 |
取り付け費用の目安
リアボックスの取り付けには、ボックス本体のほかに「キャリア(ベースプレートを固定する台座)」が必要になる場合があります。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| リアボックス本体 | 8,000〜30,000円 |
| 汎用キャリア(必要な場合) | 3,000〜8,000円 |
| 車種別フィッティングキット(モノキーの場合) | 5,000〜15,000円 |
| ショップ工賃(取り付け依頼する場合) | 3,000〜6,000円 |
既製品のキャリアが車種に対応していない場合は、ショップでの加工が必要になることもあります。購入前に車種適合を必ず確認してください。
バイクのシートバッグや積載全般については「【2026年版】バイク用シートバッグ・サイドバッグおすすめ5選」もあわせて参考にしてください。
まとめ

リアボックス選びをまとめると👇
方式の選び方
- 普段使い・軽いツーリング → モノロック(汎用ベース付属)
- ロングツーリング・大容量 → モノキー(車種別フィッティングキット別途)
容量の目安
- 25〜35L:通勤・日帰りツーリング
- 36〜45L:1〜2泊ツーリング
- 46L以上:キャンプ・長期ツーリング
おすすめ5製品
- GIVI B32NB:初めての1台に最適(32L・汎用ベース付)
- GIVI B45NM:大容量ツーリング向け(45L)
- SHAD SH33:コスパ重視(33L・安い)
- SHAD SH40:バランス最優秀(40L・定番)
- デイトナ モトボワットBB:国内サポート重視(29L)
👉 バッグ・積載全般は「【2026年版】バイク用シートバッグ・サイドバッグおすすめ5選」もあわせてどうぞ。 👉 ロングツーリングの準備は「【2026年版】バイクのロングツーリング完全準備ガイド」で詳しく解説しています。


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